林田真弓

作品タイトル
「 スケッチ・酒蔵のある町 」

吉富蔵の印象


高い塀に囲まれた吉富蔵。

いつもは閉ざされています。

当番の朝、お預かりした鍵で、鉄の錠を開け、鎖を外し、全体重をかけて門扉を押し開きます。
その重々しい作業は、かなりの緊張感を覚えます。

この重みこそが、異空間を感じるそのものではないかと思います。
ピッ!と電子の警備とは感覚的に全く異なるものです。

呼吸が合わないと動きません(涙)。
試されているかのようです。

「ヨロシクオネガイイタシマス」
「アリガトウゴザイマシタ」

開けるとき、閉めるとき、心の中で唱えます。

実行委員 林田真弓

2011.08.18 更新
「第3回吉富蔵展」では、日々ライフワークとしている小スケッチを展示します。テーマは「酒蔵のある町」。
アート展に向けて、酒蔵通りや路地裏を描いています。 夏休みの子供の声、木陰の涼しい風、耳も割れんばかりに鳴く蝉の声、雨に降られてずぶ濡れに(8/17涙)・・・・。
8月のスケッチの1枚1枚に、そんなことも詰まっています。

「2009年 第2回吉富蔵ART展」作品